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やさしく歌って
私も世のご時勢にもれず、iPodを持っている。

私のiPodは第4世代の60GBだが、この中には1万曲以上の曲が入っていて、最近のお気に入りはもちろん、子供のときによく聴いていた曲など、自分の今までの人生で聴いた音楽のほとんどすべてをカバーしていると言ってもよい。

音楽は、たいていの場合、それをよく聴いていたときの自分の状況や体験と密接にかかわり、曲ひとつひとつになんらかの思い出がついてまわっているものだ。そういう意味では、iPodに収められたこの音楽ライブラリは、自分の人生そのものかもしれない。

それをカバンに入れて持ち歩いて、「あの曲が聴きたいなぁ」と思ったときに、iPodのホイールをくるくるっと回すだけで、どこにいてもすぐに聴けるのは、とってもすごいことだといつも思う。今から20年ぐらい前に初めてパソコンを触ったときには、それほど感動しなかったのに、このiPodが生活の一部になってからは、自分の中の何かが確実に変わった。それぐらいインパクトがあった。

何よりも、以前に比べて音楽をいっそう聴くようになった。
もっとも、1万曲すべてをまんべんなく聴いてるわけではなく、やはり自分の好きな「ベストソング」を繰り返し聴いてることのほうが多い。そのベスト集も、数えてみればいつの間にか500曲以上になり、何がほんとにベストなのかよくわからない状態になりつつある。

今日紹介する曲、Roberta Flackの "Killing Me Softly With His Song" も、そんな500曲の中の1つだ。



実際の曲を聴くには、こちら(YouTubeバージョン)から。
http://www.youtube.com/watch?v=RlNNxqyufgw

この曲は、たいていの人が聴いたことがあるはず。そう、ネスレのコマーシャルで古くから使われてきた、あの曲だ。ただ、CMでは歌詞がネスレ用にアレンジされていて、オリジナルと全く違う。CMの歌詞も好きだけど、今日はオリジナルを紹介する。

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Killing Me Softly With His Song

Strumming my pain with his fingers
Singing my life with his words
Killing me softly with his song
Killing me softly with his song
Telling my whole life with his words
Killing me softly with his song

I heard he sang a good song, I heard he had a style
And so I came to see him, to listen for a while
And there he was, this young boy, a stranger to my eyes

Strumming my pain with his fingers
Singing my life with his words
Killing me softly with his song
Killing me softly with his song
Telling my whole life with his words
Killing me softly with his song

I felt all flushed with fever, embarassed by the crowd
I felt he'd found my letters and read each one out loud
I prayed that he would finish, but he just kept right on

Strumming my pain with his fingers
Singing my life with his words
Killing me softly with his song
Killing me softly with his song
Telling my whole life with his words
Killing me softly with his song

He sang as if he knew me in all my dark despair
And then he looked right through me as if I wasn't there
But he was there, this stranger, singing clear and loud

Strumming my pain with his fingers
Singing my life with his words
Killing me softly with his song
Killing me softly with his song
Telling my whole life with his words
Killing me softly with his song


私の苦しみを彼の指で奏でて
私の人生を彼の言葉で歌って
私を彼の歌でやさしく殺して
私を彼の歌でやさしく殺して
私の人生のすべてを彼の言葉で語って
私を彼の歌でやさしく殺して

彼が素敵な歌を歌っているのが聞こた。彼にはスタイルがあったわ
私は彼を見に近づき、そして、しばらく聞き入った
彼はそこにいたわ。この若い少年は、私の目にはとても見知らぬ感じに映った

私の苦しみを彼の指で奏でて
私の人生を彼の言葉で歌って
私を彼の歌でやさしく殺して
私を彼の歌でやさしく殺して
私の人生のすべてを彼の言葉で語って
私を彼の歌でやさしく殺して

私は熱で顔が赤くなったのを感じた。周囲に人がたくさんいてはずかしかった
彼は私の手紙を見つけ、その一つ一つを声に出して読み上げた
はやく読み終えてほしいと祈ったけれど、彼は読み続けたわ

私の苦しみを彼の指で奏でて
私の人生を彼の言葉で歌って
私を彼の歌でやさしく殺して
私を彼の歌でやさしく殺して
私の人生のすべてを彼の言葉で語って
私を彼の歌でやさしく殺して

彼は、深い絶望の淵にいる私のことを知っているかのように歌った
それから私のほうをまっすぐ見つめた。まるで私がそこに存在しないかのように
でもこの見知らぬ彼はそこにいたわ、はっきりと高らかに歌いながら

私の苦しみを彼の指で奏でて
私の人生を彼の言葉で歌って
私を彼の歌でやさしく殺して
私を彼の歌でやさしく殺して
私の人生のすべてを彼の言葉で語って
私を彼の歌でやさしく殺して

(訳:宇宙猫星人)
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この曲には「やさしく歌って」という邦題がついているらしい。だが原題のもともとの意味は、歌詞の中で何度もリフレインされている「彼の歌で私をやさしく殺して」だ。「歌で殺す」なんて、すごくロマンチックな感じがする。もっとも現実には、「君の歌でぼくをやさしく殺してくれないか」なんてセリフ、歯が浮いてしまって間違っても言えそうもない。

この歌詞に描かれている状況というのは、どういう感じなんだろうか。

あるとき、傷ついた心を抱えて道を歩いていると、素敵な歌が聞こえてきた。誰が歌っているのだろうと近づいてみると、若い、今まで見たこともない感じの少年だった。彼には、自分の今までの人生すべてを見通すような力があった。ひと目で彼、そして彼が歌う歌に恋に落ちてしまった。。。。そんなところか。

歌詞もさることながら、静かに流れるこのメロディーは、ちょっと落ち込み気味になっているときに、それこそ「やさしく」心を癒してくれる。ネスレが何十年にもわたって、そのCMにこの曲を使い続けているわけも、なんとなくわかる気がする。

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by spacecat2006 | 2006-10-04 23:34 | ● 好きな曲
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■■■■ PROFILE ■
位相の違いで地球からは見えないが、太陽系から約ニャン光年離れた宇宙猫星にたった一匹で住んでいる。

地球は縄張りの一つで、宇宙猫星と地球の間をニャープで往復しながら、人類の精神面における進化を観察中。

最近では、高次な次元につながると『猫さま』に変身すると言われている。

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